Convention/催事

2010東京国際包装展 日本化工機材 展示ブース/ Tokyo Pack 2010 NIPPON KAKO KIZAI Exhibition booth

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演出された出荷待ち状態
日本化工機材は約100種類以上の角紙管や楕円紙管を製品化しているといいます。その種類の多様さにも驚かされますが、なによりも初めて見た時、再生原紙のもっている素材の力強さがとても印象に残りました。工場製作後、積み上げられた出荷待ちの紙管を見た時、素材の持つおおらさとともに、同じ断面が並ぶ規則性とその精度の良さに、素朴な美しさを感じたものです。

軽さ、施工性の良さ、強さ、多様さ、精度に、規則性。これらの角紙管のもつ良い特徴をどうすれば素直に表現できるかを考えました。

『紙管ウォール』は一見ランダムに見えるように規則的並べたに12種類の角紙管を積み上げてつくられています。高さは2.4メートル、長さは約9メートル。長さの違いを利用して展示用の棚や受付のカウンターに設えました。

そういうコンセプトですから、このウォールは展示ブースでという形式をとってはいるものの、シリカゲルやその他の梱包物流商品と同じ、日本化工機材の商品です。つまり、モーターショーでいうクルマ、ゲームショーのゲーム機そのものなわけです。だからコマの真ん中に堂々と鎮座させました。

あの日、工場で見た出荷待ちの紙管の塊の存在感をそのままビッグサイトに再現します。ただし、沢山の人たちに美しさをもって見てもらえるように。ランダムに並んだ紙管が向こう側を透かして、微妙な光と影の陰影をつくる様子をぜひ御覧ください。(らいおん建築事務所)

展示会コンセプトパネルより抜粋


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竣工年:2010年 所在地:東京都港区 / site:Minato-ku Tokyo

用途:展示ブース 規模:27m2 構造:角紙管 / Shop Structure:Paper pipes

撮影:らいおん建築事務所 / photo: Lion kenchiku
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